1月号 受験科講師より
村上信 <理科(物理)担当>
2006年9月5日の出来事
生徒 「あーあー、奇跡よ起こらないかな。物理の勉強をしても少しも成績が上がらない。勉強しなくても簡単に大学に入れるような奇跡は起こらないかなあ。」
先生 「はーはー、そんな奇跡は起きませんね。勉強しないで大学に入ると言う奇跡は単なる虫のいい怠け心にすぎません。でも、実はもう奇跡は起きているのです。君たちが人間に生まれたという事実が本当の奇跡なのです。そして君たちが物理を勉強していることが奇跡なのです。」
生徒 「えー、なんで人間に生まれることが奇跡なのですか。」
先生 「宇宙は君たち人間を生むために、とてもたくさんの奇跡を起こしてきたのです。例えば、君たちの体は炭素や鉄などの重たい元素を含む細胞から出来ています。ヘリウムなどの軽い元素は太陽で核融合から出来ていますが、炭素などの元素は太陽のお父さんの星の中で出来たといわれています。そして鉄などのさらに重い元素は太陽のお祖父さんのとても大きな星が死んだときに出来たといわれています。気の遠くなるような長い年月をかけて君たちの体を作る元素が作られてきたのです。そして、宇宙の意志は元素をうまい具合に組み合わせて生命を作り上げました。その生命が進化をとげて、宇宙のことを考える事が出来る人間・他の生命を愛することが出来る人間を生み出したのです。これを奇跡と言わないでなんと言おう。」
2009年01月22日 02:05










