受験科講師より― 上野健一 <社会科(世界史)担当>
今年の夏も例年通り大変に暑いものでしたが、受験生の皆さん方は大丈夫でしたでしょうか。
これからの季節は幾分か過ごし易くなるでしょうから、勉強にも集中できると思います。受験まで頑張って前進して下さい。
私も今年度は大学受験科の世界史を担当していますが、個別指導のスタイルなので、じっくり受験生と向き合えるのがいいですね。
さて、私は今夏ある文庫本を買いました。和田秀樹著『頭のいい大学四年間の生き方』(中経の文庫 : 中経出版) という本です。
この本の中で受験に付き物の不安について書かれてある文章が、印象に残りました。そしてこの不安に対する解消策として、和田氏が挙げていたのは次のようなことでした。
*やらなければならない勉強をこなすこと
*不安はだれでもあると開き直って、素直に人に相談すること
是非その折には、参考にしてみて下さい。
副担任より 中孝介コンサート 岩下雅明(受験科副担任)
去る11月23日、県立劇場で開かれた中(あたり)孝介のコンサートを見に行きました。
CMなどで既に知っている人も多いかと思いますが、中孝介は奄美大島出身の男性歌手であり、独特の高音とそのはっきりとした顔立ちで、今や知る人ぞ知る存在です。
彼の歌はテレビやCMで聴いたことがありましたので、その熱唱ぶりは予想していましたが、
予想に反していたのは、歌と歌の合間に入るそのトークでした。ツアーの移動中に起きた面白い話や真に迫るまじめな話を織り交ぜていたことに感心しました。聴衆も彼の一挙手一投足を食い入るように見入っていました。歌もバラードや島唄調のものばかりでなく、時にポップな音楽も交えて歌っていたため、「次はどんな曲を歌うのだろう?」と常に期待を抱かせます。
歌もトークもON / OFF と 強 / 弱 の切り替えがうまくなされており、90分間フルに楽しませてもらえました。最後はアンコールに応えて、ピアノの”弾き語り”というおまけつきでした。コンサートは一時間半に及びましたが、その間、満員に埋まったホールで席を立つ人がほとんどいない理由も頷けました。
やはりこれがプロなのだというものを強烈に感じましたし、今後の参考になりました。
最終更新日:12月13日
セロトニン活性化 兼田浩一郎(受験科担任)
今月の4日にwiiの新作ソフトである<シェイプボクシング>を購入しました。もともと学生時代にボクシングをやっていたこともあって運動としての相性が良いのでしょうか、一日も欠かさずにエクササイズを楽しんでいます。テンポのよい音楽に合わせてフットワークをしながらパンチを繰り出すのですが、運動不足の解消という以上の効果を<心>にもたらしてくれました。最近<元気>になった自分を感じます。
セロトニンという脳の神経伝達物質があります。自律神経のバランスを整え心と身体を元気にしてくれる効果があります。質のよい睡眠がとれるとも言われています。セロトニン神経を活性化させると脳内でセロトニンが作られます。この神経は<太陽の光>と<リズム運動>で活性化されることがわかっています。
<リズム運動>をやってみましょう。ウオーキングが効果的だそうです。勉強の忙しい時期ですが学習時間を30分削るだけのメリットは十分にあります。太陽の光のもとでのウオーキングは必ず君たちの心を元気に前向きにしてくれます。
受験科講師より― 島田一郎 <数学科担当>
早いもので、センターテストまで後一月余りになりましたね。私が学生の頃、数学の定期考査の試験問題作成に関して、試験時間が50分の時、出題者が問題を読み解答に要する時間が約17分であることが適当な問題だと教えられました。
入試となると差をつける必要もあり、必ずしも同じような時間の配慮がなされることはありませんが、解答に際して多少の時間的余裕ができる可能性もあるでしょう。その時間で今一度問題を解くことは不可能ですが、自分の書いた計算の途中を見直すことは出来ます。この見直しで、計算違いやミスを訂正することが出来れば成績も良くなるはずです。その為には日頃から途中の計算をきちんと整理して書く習慣をつけておきたいものです。これが数学の上手な答案の書き方です。
もう11月に入り、残された時間もあとわずかとなりました。まだ追い込みとまではいきませんが、皆かなりの焦りを感じてきた時期だと思われます。
現、自分もそのひとり、毎晩遅く寝る直前まで、参考書と問題集とのにらめっこ状態が続いています。早くこの焦りとストレスともおさらばしたいものですが、あと、3,4ヶ月の忍耐と努力でやりぬいてみたいと思います。
最近は風邪が流行っているみたいですが、みなさんも健康管理には十分気をつけて残りの時間頑張っていきましょう。
ノーベル賞<あるいは松坂の一夜> 兼田浩一郎(受験科担任)
2008年のノーベル賞は物理学賞に3人・化学賞に1人と合計4人の受賞が決まりました。さまざまな報道がなされましたが、ここでは<知の伝統と継承>という観点でこの喜ばしいニュースを考えてみます。
1949年の湯川秀樹の受賞に始まって、物理学賞の日本人受賞者は7人・化学賞は5人となりました。日本人の受賞者は過去16人ですから、物理・化学分野の受賞がいかに多いかがわかります。優れたパフォーマンスを発揮するためにライバルの存在が大きな役割を果たすということはよく言われますが、先人達が切り開いた<知>が<伝統>となり、その連綿とした<継承>が今回の大量受賞につながったという見方もできると思います。
本居宣長と賀茂真淵のたった一度の対面が近世国学の大きな発展を促したという有名な逸話を引くまでもなく人と人とのつながりこそが学問の進化に寄与するのです。
これは学習にも通じる面があります。一定の成果を上げるには孤独な作業が不可欠です。しかし、授業で触れた先生のたった一言や、友達の解き方・考え方の片鱗が<松坂の一夜>となるかもしれません。
それぞれの学校には校風というものがあります。まだまだ歴史の浅い志成館予備校ですが、良き伝統を作り出してそれを継承していきたいものです。
副担任より 友達との関係ついて 岩下雅明(受験科副担任)
今回はいつもとはテーマをがらりと変えて、表題のように、友達との付き合い方について考えてみたいと思います。受験とは直接関係無いことかもしれませんが、一人ひとりの人生の中で、非常に重要なテーマです。
世の中に友人関係や対人関係に悩んでいる人は山ほどいます。皆さんの中にも、一部、そのように見受けられる人が何人かいます。ですから、今回はこのことについて考えます。
一口に「友達」と言っても、その付き合いの深さや付き合い方はそれぞれあるでしょうが、一言で「お互い助け合う存在」だと思います。小さい頃から耳にタコができるほど聞いていることかもしれませんが、「人間は一人では生きて行けません」。誰かの支えなくしては生きてゆけない、弱い存在です。ですから、受験で心理的な負担やプレッシャーが重くのしかかるこの時期、悩みを聞いてくれて、ともに支え合える、合格した時にその喜びを共有できる友人の存在は大きな支えとなるでしょう。さらに、お互いを高め合える存在であれば、それが一番でしょう。
では、友達がいるとお互いにいいことばかりかと言うと、もちろん、そうではありませんね。友達(恋人もそうでしょうが)とは、いつもこちらが理想とするような関係でいられるわけではありません。友達は心の支えにもなれば、時に自由な行動を束縛するしがらみにもなりえます。素行の良くない友人と付き合えば、悪影響を受けることもありますし、誤解が重なったりすると、時にはこちらが思いもしなかった嫌な言動をされることもあります。特に受験期になると、「同じ大学に一緒に行こう」と約束していた友達や恋人が結局別の大学を受験して、そこからトラブルになり、関係が破綻してしまったという話をよく聞きます。そんな時は、お互い最初から知り合わなければ良かったのにとさえ思うことでしょう。
大学時代に東京に上京して、改めて実感させられましたが、世の中には本当に多種多様な価値観や考えの人たちがいます。それまで自分が育った環境の中で培ってきた常識が全く通用しない相手もいます。大学在学中は何度も自分の常識を変えることを余儀なくされました。つくづく思い知らされるのですが、人間関係は複雑です。 出会いは、最高のものにも、最低なものにもなります。
大学時代の3・4年時のゼミの先生が、僕を含めた卒業を控えた学生数人に向け、「ある人と出会って受けた影響は、その人と離れてもいつまでも残り続けるから、出会いを大事にしてくれ。もう少し早く皆さんと出会えていればよかった」と仰られていたのを時々思い出します。
良くも悪くも友人関係は大事です。たった一人との出会いが、それまでの人生を根底から覆すことだってあります。
良き出会いを。
『あせらず、あわてず、あきらめず』 進藤俊次 <社会科担当>
大学受験科の皆さん、今日は!お元気ですか。もう夏の猛暑も過ぎ去り、いつの間にか秋も深まってまいりました。
勉強にも身が入ってきていることではないでしょうか。さて、私は4月の入学式(実際は皆さん方もおられたので、始業式といってもいいでしょうか)の時に、私は自分の目標を持って大学を受験する人は強い、たとえ、成績が下位であっても、ひそかに準備してコツコツと努力して早稲田大学に合格した人もいるという話をしましたが、覚えておられますか。私はいつも、そんな人に会ってびっくりさせられています。
目標を持って臨んでいる人で、すごいなと思うのは大リーグマリナーズのイチローです。背も高くなく、きゃしゃで、とても大リーグでは通用しないだろうと思われていたイチローが、毎年200本以上のヒットを打ち続け、大リーグ107年ぶりの8年連続200本安打を達成しました。言葉も不自由なアメリカ社会で、ひ弱な身体のハンディを抱えながらの達成で、やはり自分の目標を持って臨む人は強いなと思います。
そのイチローも、170本~180本のヒット中で、あと200本まで30本ぐらいの時が、精神的に一番、きつかったそうです。大学受験科の皆さんも今頃がそのようなもっともきつい時かと思います。玉名高校で教えていた生徒も、済々黌の生徒も、丁度、季節が涼しくなった秋のシーズンになる頃に受験生の眼が光りだします。ギョロリと光り、様々に勉強してわからないことを質問しかけてくるのも、この頃からです。
あせらず、あわてず、あきらめず、できることからひとつずつ着実に、自分なりにこなしていけば、きっと目標は達成されます。
春には皆さんの笑顔を見るのを楽しみにしております。
大学受験科通信を始めました。
大学受験科通信は、志成館の大学受験科が生徒の保護者の方宛に毎月発行しているものです。
担任、副担任、受験科講師からのコメント、<生徒の声>などのコーナーに加え、その月の行事予定や受験に関する情報を掲載しています。HPには、その一部を掲載します。
最終更新日:11月11日










