卒業生の声

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未来に羽ばたき
活躍する卒業生の声

出会いが溢れた3年間

卒業生

私は中学生の頃、初めて不登校を経験しました。勉強が大嫌いな私は毎日の授業についていけず、女子校での人間関係、厳しすぎる校則、すべてに不満しかありませんでした。そのまま同じ高校に進学。中学と同じく絶望しか感じず、結局、辞めました。この先、どうしたらいいのかがわからず、どん底の毎日。そんな時出てきた「志成館高等学院」という名前。「もしかしたら、また笑える学校生活が送れるかもしれない!」と思い、不安と期待を高めて、見学に行きました。期待はあったものの、学校に着くと不安だけになりました。しかし、そんな私を校長先生がすべてを吹き飛ばしてくれました。満面の笑顔は3年経った今でも忘れられません。
あれから3年間、沢山の事がありました。笑いすぎた事も、悩んだ事、怒った事、泣いた事、辛かった事もすべてが昨日のことのように感じます。でも、一番に思うのは、志成館で本当に良かった。どんな小さな事でも相談できる先生方。常に優しく頼れる先輩。いつも可愛い笑顔を向けてくれる後輩達。沢山の笑いをくれたクラスのみんな。中でも一番嬉しかったのは、自分と戦うチャンスをもらえた事です。そのおかげで私は自分の大嫌いな事を挑戦でき、継続することができました。それを継続できる時間と支えがあったのは志成館のおかげです。何かの縁で出会い、経験でき、最高に楽しかった!ありがとう。(女子生徒)


将来に向かって

僕は、中学校を卒業する頃、高校に進学するより就職して働こうかなと思ったりもしたけど、志成館を紹介してもらい、見学に行ったら、楽しそうな感じだったし、先生たちも感じがとてもよかったので、志成館に入学することに決めました。
入学してからは、「とび」の仕事をしたりして、学校へはあまり行けてなかったけど、先生たちは、電話をかけてきてくれたり、会いにきてくれたり、心配してくれたり、応援してくれる声をかけてもらったり、すごくうれしかったです。志成館での行事や学校生活は、楽しかったし、いい思い出です。 僕は、外で動きまわる仕事が合っていると思うので、「とび」の仕事をがんばろうと思っています。仕事をがんばり、一人前の大人になって、今まで親に心配かけた分、安心させてあげたいです。
志成館の先生方、三年間お世話になり、ありがとうございました。(男子生徒)



高校生活を振り返って

僕の、高校生活を振り返ると、あっという間の三年間でした。楽しいこともあれば、きつい時期もありました。一番きつかった時期は二つあります。
一つ目は高二の年明け後、志成館高等学院(通信制)という新しい学校に慣れるまでがきつかったです。その理由は「学校にちゃんと行けるのか」、「友達がたくさんできるのか」という不安でした。でも、みんなが優しく話しかけてくれたおかげで毎日の学校が楽しくなりました。今では、転校生が来たら自分から積極的に話しかけるようになったので自分に自信が付きました。
二つ目は、進路を決めるのに時間がかかったのがきつかったです。「将来、何になりたいのか」、「途中で学校を辞めたらどうしよう」ということばかり考えていました。でも、志成館の大学受験科に入って「大学に行きたい」という思いがさらに強くなり、福祉系の大学を探しました。受験がスタートするまでの道のりは、とても大変でした。オープンキャンパスの入試対策講座に参加・志望理由書・課題レポートを添削していただいたり、一次試験が終わると面接練習のため、たくさんの先生方にアドバイスをしていただいたり、入試二日前には全学年の前で公開面接をしてもらったり、とてもいい面接練習ができました。本番は、緊張せずに、自分の力を出しきれて良かったです。合格発表の日は不安もあったのですが、自分の受験番号を見つけた時は本当に嬉しかったです。先生方・家族にはとても感謝しています。
自分は、今まで苦手なことからは、逃げてばかりでしたが、これからは「逃げる」のではなく「前進」という言葉を胸に頑張っていきたいです。
最後に、志成館に来て最高の仲間・先生に出会えて良かったです。悩んでいる生徒がいたらいつでも相談にのってくれる学校だし、毎日学校に来ることで目標が持つことができ、本当に楽しい学校でした。(男子生徒)