【令和5年11月20日(月) 清田先生の新聞記事】

清田です。
11月18日(土)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
11月11日(土)に行われた、保護者茶話会(ひなたぼっこの会)に参加してくれた卒業生のことを書きました。
高校時代に、将来のことを考えることは、とても大切なことです。皆さん、それぞれで精一杯考えてください。
しかし、考えて考えて考え抜いた結果、「今ではない!」と判断した時は、次の進路に進む必要はないと思います。もっと、時間が欲しい人は、さまざまな支援機関がありますので、そのような場所を利用するのも選択肢の一つかと思います。
また、志成館には、大学受験予備校もありますので、大学等の進学を考えている人の居場所になるかもしれません。

文面は、次の通りです。

卒業後も進路相談する場を
清田一弘(61歳/高校教員/熊本市)
 私は、思春期の子どもと向き合うおとなたちの会「ひなたぼっこの会」の代表を務めている。先日、勤務している通信制高校をこの春卒業した生徒から「参加したい」と連絡があった。
 今回の「ひなたぼっこの会」は、高校卒業後に就職も進学も自信が持てない生徒たちが参加。就労移行支援事業所で行っている「課題解決のプロセス」について体験するっものだった。
 連絡してきた卒業生は高校3年生の時、たくさんの専門学校の見学に行き、就労移行支援事業所の話も聞いていた。しかしピンとくるところはなく、高校卒業後は就職も進学もせずに家にいたのである。
 その時、親に「1年待って!」と伝えていた。彼によると「周りの流れに乗って、進学したとして、もし、行けなくなったらどうしよう」という不安が強かったそうである。
 将来のことを考えながら、半年以上を過ごしてきた。普通自動車免許も取得した。そして、間もなく期限の1年がたとうとする中で、動き出したのである。会の終了後、彼は事業所の体験会に参加する手続きを行っていた。
 一人一人の進む速さはそれぞれ異なる。私は、高校卒業の18歳という年齢で次の進路先を決めなくてもよいと思う。卒業しても相談できる人や場所があれば、必ず未来は開けると信じている。