【令和4年6月6日(月) 清田先生の記事】

清田です。
6月6日(月)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
「困ったときは保護者に学べ」というタイトルで、進路指導の一環で保護者への職業インタビューを行っていることを書きました。。

文面は、次の通りです。

困ったときは保護者に学べ
清田一弘(60歳/高校教員/熊本市)
 「総合型選抜」とは出願書類の志望理由書や、実技試験の面接などを通じて、受験生を総合的に評価し、受験生の人物像と大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)がどれだけ合っているかで合否が決まる入試である。かつてのAO入試と異なり、ここに「学力」も求められるようになった。
勤務している通信制高校では、これまでも、総合探求の時間に「保護者による職業講話」を行ってきた。今年はこの「総合型選抜」で受験する生徒に、その道のプロである保護者と会ってもらい、「今の仕事に就いた理由」「学生時代にどんな勉強をされたか」「仕事をしていく中での喜びや苦労」など、インタビューする機会をつくっている。先日も、将来栄養士か管理栄養士になりたい生徒が管理栄養士をしておられる保護者と話す時間を設けた。はじめは私も同席していたが、話が弾んできたところで席を外した。ドアの向こうから楽しく会話している二人の声が聴こえてきた。
 仕事のイメージはついたようだ。志望理由書の作成にも取り組める。困ったときは保護者に学ぶ。ここは保護者と共に生徒を育てる学校である。