【令和7年6月26日(木) 地図ゲームとドッヂビー! 】

 こんにちは、八代校です。(とりあえず、今回も話長いです…)

梅雨の時期は億劫な気分になってしまいがちです。そんな時こそ、いつもとは違った何かがほしいですよね?ということで、本日の体育はドッヂビーをやりました。八代校ではまだドッヂビーはやったことがない生徒が多かったです。体に当たっても痛くないのでドッヂボールと違い女子生徒も安心してプレイできます。

 最初は生徒のみんなの投げるディスクが左右のどちらかに極端に曲がっていったので、ちょっとだけアドバイス。手や手首を体の内側に曲げる部分はOKですが、投げる際に手や手首を返す際は手首はまっすぐの状態よりもその外側に反らせないこと、体の正面からディスクを投げる人は肩より外まで手を振り回さないように、「それでは皆さんどうぞ!」と司会の人が手を差し伸べる要領で手を伸ばしながら腕を振る、体の側面(サイドステップの状態)からディスクを投げる人は腕を振るというよりは腕を投げる方向へ伸ばす感じで投げるといいよと伝えました。みんな、少しずつディスクが真っすぐ飛ぶようになりました。上手になる姿を見るのはとても嬉しいです。途中でくるっとターンをして投げるという必殺技を披露しようしたけど、失敗してしまった生徒がいました。これはステップのやり方の問題でした。1,2,3のリズム、2歩目は軽くぴょんと半回転しながらつま先から着地。そこから、着地の際にかかる重さを膝を曲げつつ、つま先を起点にさらに半回転することで着地の際にかかる力を上手に体の回転の力に変換。最後に3のステップはフィギュアスケートの最後らへんに行うようなT字バランスのような(後ろ足はそこまであげなくていい)形で行い、同時に上記のサイドステップからの投げ方を行うと必殺技の完成ですと伝えました。なかなか難しいのですがみんな頑張って挑戦してくれました。中には上手に行えた生徒もいました。足首が固いと結構、難しいです。上手にできると華麗に舞うように投げれます。超格好良いです。熊本校の生徒も伝授してほしい人は甲斐先生まで!

 それから、午後は株式会社ジンジブの山越さんをお招きしての地図ゲームを行いました。山越さんはこの前のおしごとフェアで見知った顔の方なので、生徒たちもリラックスした状態でゲームに参加できました。内容は、十字路の地図があります。40枚のカードがあり、それらには様々な店舗がどの方角やどの店舗の隣や何軒先か、~側の窓からどの店舗が見えるかなど、ちょっと複雑で断片的な情報が書かれいます。40枚のカードをグループ内で均等に分け、一人ずつ与えられたカードを順番に読み、他の人たちがそれらを聞いて耳で聞く情報のみで、地図の中のどこにどの店舗があるのかを当てていくというゲームです。制限時間があり、なかなかスリリングです。断片的な情報から推理をしたり、複雑な情報をわかりやすく説明したり、それを聞いて、その情報は~ってこ聞いたりと聞く力や、聞き返す力、相手の気持ちを汲み取る力が試されました。

 森下先生チームは目標に向かってみんなで一直線、対して甲斐先生チームは「このコンビニ、セブンやろ?」「立地条件悪っ」と与太話満載でした。結果、森下先生チームは大勝利。しかし、ゲームが終わった後がこのゲームの大事なポイント。20分の制限時間では完成は難しく、当然、最後まで行きつかず場所を間違える箇所もでてきます。そのため、ゲーム終了後にみんなで「このゲームを上手に行うために気を付けるべきこと」「どうやったら次は上手くいくのか」「どういった点がダメだったのか」について話し合いを行いました。森下先生のチームの生徒から「相手の話しっかりと聞いて、情報を整理すること」、甲斐先生の生徒からは「混乱を避けるために無駄な話をしないこと(正解!)」「読まれる情報にも重要度に差があるので重要性が低いものに関して考える時間を短くする」「メモは文章で取らない」などの意見が出ました。

 いやいや、ダメなおじさんがいると生徒の意見もたくさん出るようです、感心、感心!外部からの講師をお招きしての授業でしたが生徒たちがどんどん意見を言ってくれたのは本当に嬉しいです。そのうち、また山越さんに授業をお願いしたいですね!