【令和元年5月27日(月) 清田先生の新聞記事シリーズ】

5月26日(日)の熊日新聞『読者ひろば』に、本校の清田先生が、5月18日(土)に行われた保護者会を終えての想いを書いた投稿文が掲載されました。

 文面は、次の通りです。

保護者同士の仲間づくりを

清田一弘 57歳=高校教員

(熊本市)

 勤務する通信制高校では、定期的に保護者の集まりを開いている。今年は、保護者を含めた学校づくりを目指して、「保護者保護者クラス」を創設した。私がその担任。「お母さま方が高校生としたら、20歳代のイケメン教師…の30年後と思ってください!」と話している。小学校などで行われている家庭教育学級の高校版のイメージである。

先日、第1回の保護者クラス開きが行われた。この春卒業した生徒の保護者も多数参加していただいた。代表の方から、我が子の3年間のことや保護者同士のつながりの大切さなどを語っていただいた。

参加者は、先輩保護者の体験に共感され、涙を流して聞いておられた。これからも保護者どうしの縦・横のつながりを大切しながら、外部の専門家などを招いての勉強会も毎月行っていきたい。

子どもが元気になるために、まず親が元気になってほしい。「保護者クラス」では、子どもの不登校など同じつらさを体験した親同士が共に学び、笑い、夜の懇親会なども行いながら、一生つき合える仲間づくりをしていきたい。

親が元気になり、その姿に子どもが安心し動き始めるまで、私たち教師は、ゆっくり待ち続けたいと思う。