【令和4年9月5日(月) 清田先生の記事】

読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
「大切にしたいネットワークというタイトルで、私がこれまで大切にしてきた「人とのつながり」について書きました。。

文面は、次の通りです。

大切にしたネットワーク
清田一弘(60歳/高校教員/熊本市)
気がつけば、県内外の高校で教壇に立ち、36年。教師をする中で大切にしてきたことは、「人とのつながり」である。具体的に言うと、まず、自分自身が「つながる」。そして、生徒・保護者を「つなげる」。そして最終的に、みんなで「つながりあう」ことだ。
最初は、私自身が優しくてすてきな人とつながる。その人を他の人にも紹介して仲良くなってもらう。それをつないで、ネットワークをつくり上げていく。
一人では微力であるが、「数人集まれば何かできるんじゃないか」という思いでこれまでやってきた。勤務する通信制高校でも毎月行っている保護者茶話会を通して、お母さん同士の輪ができあがっている。
教師として終盤を迎えた今は、県内の通信制高校のネットワークづくりにも取り組んでいる。3年前から始まった生徒たちのスポーツフェスティバルや合同説明会を通して、これまで交流のなかった他校の先生方とも気軽に話ができる関係ができてきた。出会った先生は、不登校を経験した生徒たちに寄り添い、優しくてすてきな人たちばかりである。
私の役割は、人と人、人と組織、組織と組織をつなぐこと…。これから出会うすてきな人たちから、また新たなネットワークが生まれるかもしれない。そして、もっと大きなことができるんじゃないかと、ワクワクが止まらない。