【令和4年10月4日(火) 道の駅坂本<さかもと館>に行ってきました】

八代校からです。本日は総合学習で道の駅坂本<さかもと館>さんに行ってきました。

去年、一昨年と文化祭に来て下さった道野さんから、2年前の県南豪雨当時の話、そして復興に向けて歩んでいる現在の話などを聞かせていただきました。

「インフラ整備などの見通しが立たない現状で、坂本には人が戻ってきていないし、新たに人を迎える準備も出来ていない。しかし、人々の記憶からは忘れられてきている。つまり、すでに風化してきている。だから外の人々に坂本のことをもっと知ってほしい。」といった言葉が大変印象的でした。

球磨川流域の図を見ながら、「川が氾濫しないように球磨川の治水工事を進め、それが完成したら、これまで氾濫していたその水は八代平野に一気に流れていく。もしその時、海が満潮だったら……  そういったことを皆が知り、そして考える必要がある」という話には、そこにいた全員がハッとしました。

人が住みやすい環境を整えること、それと同時に自然環境を維持すること、次の世代への球磨川の引き継ぎ方など考えなければならない課題は山のようにあり、「ネガティブな状況だが、だからこそポジティブに思考していかなければならない」と話す道野さんは、志成祭もポジティブなこととして大変楽しみにされているとのことでした。皆で志成祭を盛り上げましょう。

10月25日(火)志成祭当日は、食料品を中心に、様々な坂本の特産品が出品されますので、皆さんぜひご購入されてください。

さかもと館HP→http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/sakamoto/sakamoto.html