【令和5年1月18日(水) 清田先生の記事】

清田です。
1月18日(水)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
1月14日(土)に行われた「進学説明会」を通して思ったことを書きました。これから一般入試を控えた3年生の皆さん、そして、来年再来年に向けて、歩みだそうとしている1,2年生の皆さん、自分の夢に向かって、1歩ずつ進んでいってください。、

文面は、次の通りです。

総合型選抜の入学者が増加
清田一弘(60歳/高校教員/熊本市)
 大学入学共通テストの初日。勤務する通信制高校では、受験を1年後に控えた2年生と保護者向けに進学説明会を行っている。
 私は3年生が受験する共通テスト会場で出席確認、最後のアドバイスを終えて、進学説明会に合流した。今年は、1年生も多く参加していた。
 近年は、総合型選抜による入学者が増加している。これは、大学がアドミッションポリシー(大学側が求める人物像をまとめたもの)と合致した人材を探すため、提出書類や面接、小論文など様々な試験を組み合わせ、一人一人を丁寧に評価する入試方式であり、国公立大学でも3年前の1.5倍近くになっている。
 勤務する通信制高校では、通常の授業の負担が少ない分、自分がやりたいことができる環境があるから、総合型選抜や推薦入試で受験する生徒が多い。検定試験、資格取得、生徒会やボランティア活動など行ってきたことが評価されるのである。
 進学説明会では、総合型選抜や推薦入試で合格している3年生からの体験報告も行われた。その1人は、志望理由書を書くために、将来自分がなりたい職業の方に直接話を聞いたという。大学では何を学べばよいかなどを教えていただいたことがとてもためになったと言っていた。
 参加した1,2年生の生徒たちの目は輝いていた。これから自分の将来を考えるいい機会になったと思う。卒業後の夢に向かって一歩ずつ進んでほしい。