【令和2年2月26日(水)マイプロジェクトご報告】

2月22日(土)に九州産業大学にて、高校生マイプロジェクトアワード2019九州大会が行われ、志成館の生徒がスポフェス開催まで軌跡を発表しました。熊本を出る時には雨が降っていましたが、会場に着くと曇ってはいるものの雨は上がっていました。

高校生マイプロジェクトアワードは高校生が年間を通して行ったボランティア活動や社会貢献、研究結果などをプレゼンし、その活動内容、プレゼン能力などを競うコンペティションです。今年は全国で9000人を超える参加があった大規模な大会で、その活動や参加組織の種類によって学校部門と個人部門の二つの部門があります。学校部門は小グループに分かれ、発表を行い、勝ち抜いたチームが再度発表をし、その中で全国大会への出場チームを決めます。個人部門は小グループで勝ち抜いたチームが、沖縄大会、宮崎大会の優勝者と動画選考で争い、全国大会への切符をつかみます。

大会が始まると、まずはアイスブレイクとして近くに座る他校の生徒と自己紹介です。そして大会の概要が伝えられ、小グループに分かれ、各教室へと移動します。

志成館の生徒は個人部門に参加し、観覧席には卒業生や保護者も応援に駆け付けました。個人部門には4チームが参加し、各自プレゼンを行いましたが、どのチームも非常に素晴らしい内容でした。

志成館の生徒の発表内容は「通信制高校等スポーツフェスティバル」。昨年11月22日に行われたスポフェスの実現に至るまでの軌跡をまとめたものです。スポフェス発案者の生徒の、志成館に来た理由、スポフェスを開催しようと思った動機、開催までの苦労、スポフェス当日の喜び、そしてこれからどうしていくかを10分間でプレゼンしました。

そしていよいよ発表の時。会場の空気がピンと張りつめているのが嫌でも伝わってきます。

見事、個人部門九州大会代表に決定!!!

あとは、動画選考で沖縄大会、宮崎大会の代表者と競い、勝ち残れば3月に東京で行われる全国大会に出場となります。

いくつかチームのプレゼンを見た同行者の私の個人的な感想ですが、各項目の論理的なつながり・実績・話し方や間の取り方などプレゼン能力の高さ、あらゆる面で優れていたように思いますが、何より、そのプロジェクト(スポフェス)を何故行おうと思ったのかという動機の強さが勝因だったのではないかと思います。

この発表に向けて、忙しい中何か月も準備し、練習をし万全の態勢で臨んだ生徒には頭が下がります。本当にお疲れ様でした。また、全国大会に出場できることを祈っております。