【令和2年 5月15日(金) おすすめの本~高橋さん編~『金子みすゞ童話集 明るいほうへ』】#読書週間

本日は、高橋さんにおすすめの本を伺いました。

「気持ちが沈んだとき、落ち着きたいときに読むと、やさしい気持ちになれるんです。」そう言って、紹介いただいたのがコチラ↓

『金子みすゞ童話集 明るいほうへ』

(高橋さん)この本を読んでいると、タイトルの通り気持ちが「明るいほうへ」向かうんです。やさしい言葉で語りかけてくれる一つ一つの詩が、人生の教訓のように感じます。

もともと名前といくつかの作品は知っていたのですが、NHKドラマ『愛と悲しみの”こだまでしょうか”~大正の詩人・金子みすゞの秘密~』で、そこから著者の金子みすゞさんに興味を持ちはじめました。金子みすゞさんの人生は、重い病気や夫との仲に苦しんだりと壮絶なものだったそうです。そのような人生とは正反対にやさしい言葉がたくさんあります。壮絶な人生だからこそ読者の心に響く作品が生まれたのかもしれません。

また、詩集なので小説を読むときのように集中する必要もなく、気軽に読むことができるので、机の上にでも置いておいてふとした時に読んでみてほしい一冊です。

最後に、

「みんなちがって、みんないい。」

みなさんに伝えたい、私の好きな一節です。