【平成25年6月7日】 総合学習(崇城大学出張実験)

平成25年6月7日(金)、熊本校「総合学習」の授業では
崇城大学 工学部 ナノサイエンス学科の西田正志先生をお招きし、
「科学捜査とナノサイエンス~体験ルミノール反応~」
と題した出張実験を行いました。

まず自然科学・元素・原子の話から。

普段、私たちの身の回りにある物質は億単位の原子で作られており、
そのひとつひとつの原子の変化は肉眼では見られません。
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そこで、元素の変化を見るために化学変化を利用します。

ビーカーにイオン交換水を入れ、試薬を順番に混ぜ合わせます。
※安全を考慮し、西田先生の他に本校講師数人が生徒に対応しました。
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作った溶液に血液試料を入れると蛍光色に光り、「ぉおー!」と歓声が聞こえました。
また溶液の中身(溶質)を変えることで光る色も変えられます。
20130607_34 ※発光した瞬間の動画はこちら

この原理を使ったものが、イベントでよく見る“光るブレスレット”です。
授業の最後に生徒全員が各々好きな色のブレスレットを光らせました。
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