【平成30年11月4日(日) 通信制高校・サポート校合同説明会】

こんにちは!八代校の森下です👩

11月4日(日)熊本日日新聞社で開催された『通信制高校・サポート校合同説明会』に、志成館高等学院の職員も参加してきました。

その中で【登校拒否・不登校に学ぶフレンズネットワークくまもと】運営委員の石井嘉寿絵さんによる『たとえば 鯖 ~進路選択に悩むあなたへ~』という演題の講演会がおこなわれました。

石井さんのお話の中で印象に残っているのは、

「不登校の子どもたちの苦しみは、学校を休み始めた日から始まっているのではない。休み始める数カ月前、あるいは数年前から苦しい思いをしながら学校に通い、耐えられなくなりパンクした時に不登校が始まる」

「不登校の子どもたちに伝えたいのは ”今までよく頑張ったね。” ”苦しい思いをしていたことを、もっと早くに気づいてあげられなくてごめんね。”」

という言葉たちです(私の記憶から書いたので、多少単語の違いがあるかも知れません)。

私自身が不登校になった時には、両親は私を学校に行かせることに必死だったので「頑張った」とか「気づけなくてごめん」というような言葉をかけてくれたことはありませんでした。その時はどうして分かってもらえないのか辛かったですが、自分も親になり、親の目線で考えてみると、何がいけないのかどうして行けないのか分からないことだらけの不安から、感情的になってしまい、きつい言い方になってしまっていたのかなと、徐々に理解できるようになってきました。

講演を聴いている皆さんの中には、涙をこぼしている方々もいらっしゃいました。

皆さん必死なんですよね。頑張っているのは、子も親も同じです。

子も親も頑張りすぎないように、安心して過ごせる学校づくり、居場所づくりをしていきたいと、あらためて思った一日でした。

⭐お知らせ⭐

居場所づくり…といえば!志成館では、思春期の子どもと向き合うおとなたちの会『ひなたぼっこの会』という、参加者による座談会・情報交換会をおこなっています。開催日程など詳しくはひなたぼっこの会のブログをご覧ください(どなたでも参加できます)。

こちら➡ http://blog.canpan.info/hinatabokkonokai/