【令和5年3月15日(水) 清田先生の記事】

清田です。
3月14日(火)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
2月25日(土)に熊本市中央区PTAの方から講演依頼をいただきました。もっと多くに皆さんに知って欲しくて、その時にお話ししたことを書きました。

文面は、次の通りです。

教室に入れぬ子 気持ち理解を
清田一弘(60歳/高校教員/熊本市)
 私は、通信制高校で教える傍ら、思春期の子どもと向き合うおとなたちの会「ひなたぼっこの会」の代表を務めている。先日、熊本市中央区PTAの方々の前でお話しする機会をいただいた。近年は不登校の児童・生徒が増えているので、子どもたちとどう向け合えば良いかを教えてほしいということだった。
 会場には、各校の校長先生やPTA役員の方がおられた。まずは、学校へ行けない、学校へは行けても教室に入れない子どもたちの気持ちを理解してほしいと話した。
 最も共感を得たのは、列車内の座席の話。「列車の4人掛け座席に既に2~3人が座っています。空いている席に座ることに抵抗ありませんか?」と問いかけをした。
 これは既に存在する集団に入るのはハードルが高いということである。しかし、4人掛けの座席に最初に座った場合、その後に他人が座っても何とか我慢できる。また、4人掛けの席に先に座っていた2~3人の人がとても優しく感じの良い人だったら、後から来た人も安心して座ることができる。
 この状況を学校や教室に置き換えると子どもの心理も理解できると思う。私たち大人が、子どもの気持ちを自分のこととして捉え、すべての子どもたちが過ごしやすい社会環境をつくっていかなくてはならない。